IG証券の業績アップデート


SBI FXトレードもGMOクリック証券も上場企業の孫会社です。両社とも積極的な情報開示姿勢を持っているため、四半期の売上状況を確認することができました。さて今回はIG証券を取り上げたいと思います。IGグループはイギリス・ロンドンに本社があり、ロンドン証券取引所に上場しています。IGグループは5月決算の会社で、3月決算のIG証券とはずれています。IG証券は3ヶ月毎の決算状況は公表していないため、まずは公表されている数値を元に業績をチェックしてみましょう。

まずは2014年3月期の決算状況がIG証券のウェブサイトに公開されています。IG証券はFX, CFD, バイナリーオプションを提供していますが、売上比率は不明です。

売上に当たる営業収益は2014年3月期の12ヶ月は9.2億円でした。SBI FXトレードやGMOクリック証券と比較すると売上規模には差があります。税引前利益は1.38億円となっています。ここ数年間の決算でも黒字は維持できているので、そこは安心材料となります。一方、取引口座数は公表していません。これはあまり口座数が多くないためで、今でも10万口座はないと思われます。預り証拠金額は約125億円です。この金額の大きさは大手と呼ぶには心もとないが、中堅どころの位置づけでしょう。

また合わせてIGグループの2014年5月期の決算状況を見ていきます。IGグループは国別に売上高などが分かるようになっています。日本の業績は12.2百万ポンドと2013年5月期と比較して23.4%のマイナスとなっています。これは想像するに昨年前半は為替市場のボラティリティが大きく、収益も上がったと思われますが、今年の前半は相場が膠着してしまっていたため、売上が減ったのではないかと想像します。貴重な情報としてアクティブ顧客数を公表しています。2013年6月から2014年5月までの1年間において、IG証券で取引をしたことがある人数は7,800人だそうです。その前の1年が10,800人ですので、大きく減少しています。おそらくはボラティリティの要因が大きいとは思います。ただこのアクティブ顧客数を他の会社は公表していないので、なんとも比較できないところ。

最後に2014年4-6月期のざっくりとした業績を自己資本規制比率から推測してみます。6月末時点の「固定化されていない自己資本」は34.85億円となっています。この数字の大きさが会社としての体力の大きさを表していると言えます。さかのぼって3月末時点の数値は34.73億円でした。この3ヶ月間で1200万円分だけ「固定化されていない自己資本」が増えたことになります。この1200万円がざっくりと言ってこの3ヶ月間の利益の金額となります。この数値が減っていくようだと赤字を出していることになるので要注意。とりあえずIG証券は問題なしですね。

IG証券は取引システムはちょっと難し目なので、FXに慣れた人やバイナリーオプションを幅広い商品で取引してみたい人におすすめです。

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執筆者紹介

 大学卒業後、投信会社、銀行で為替・金利トレーディングを歴任。

2005年末にFX会社に移り、日本初のバイナリーオプションの導入に携わる。その他、カバー取引、お客様窓口、取引システムの営業、経営戦略、マーケティングなど様々な業務にあたる。雑誌取材やセミナー講師などの経験も多数。

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