自己資本規制比率でFX会社の大きさを知る


前回の記事から自己資本規制比率について取り上げています。

自己資本規制比率は一定水準以上であれば、健全性という意味での差はほとんどないということでした。

 

今日は、会社の大きさについてのデータになります。

会社の大きさといっても色々な切り口があります・・・

 

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ここで分析する会社の大きさを表す指標とは、

資本の部の大きさになります。

 

会社は預金などの資産を持つ一方、銀行からの借り入れなどの負債を抱えています。

資産の金額と負債の金額の差が、資本の部といわれる部分になります。

資本の部は純資産とも言われ、今すぐ会社を清算したらおおよそ残る金額になります。

当然、大きい方が安心できます。

 

また日々営業していく中で利益を上げていけば、資本の部は大きくなり、

赤字であるならば、だんだん資本の部は小さくなってしまいます。

 

このデータを自己資本規制比率からざっくりと読み取ることができます。

Forex Pressの中に自己資本規制比率のデータがあるので、

こちらを見てみましょう。

 

Forex Pressの表の中で「A」とある部分が、おおよその資本の部の大きさを表しています。

例えばIG証券は3,345、SBI FXトレードは301となっています。

単位は百万円です。

つまりIG証券は33億円超、SBI FXトレードは3億円ということです。

 

この金額は、急に大きな金額の損失が発生したときに耐えられる金額とも言うことができます。

ありえないですが、いきなり5億円の損失が発生したときに、

IG証券は耐えられますが、SBI FXトレードであれば債務超過になってしまうということです。

(このような事態は起こることは考えにくいですし、SBI FXトレードはグループからの支援を間違えなく受けるでしょうね。あくまで仮定の話です)

 

ほかの会社も見てみましょう。

例えば大和証券は6095億円、松井証券は697億円、GMOクリック証券は93億円、トレイダーズ証券は16億円です。

会社規模の序列のイメージがなんとなくつきますよね。

中には2億円を下回っているFX会社がちらほらと。

私なら、このような会社は会社自体の存続性が気になってくるので選ばないと思います

 

FX会社は銀行を除いて、この自己資本規制比率を計算し、公表する義務があります。

(インターネットでの公表は義務付けられてはいませんが、店頭には置いておく必要があります)

私ならいまどき、ウェブサイトに自己資本規制比率の内訳を載せない会社は何か隠したい意図を感じますし、

先程のように「A:固定化されていない自己資本」が2億円以下の会社は選ばないでしょうね。

 

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コメント

    • タカ
    • 2013年 2月 23日

    毎日楽しみに拝見しています。とてもためになる情報ばかりで有難いです。信託保全についてもそのうち記事になるとは思っていますが、信託保全の仕組みやタイミングなども教えて下さい。本当に信託保全で自分の資金は完全に大丈夫なのでしょうか?入金した瞬間から保全されるのか?とか気になる部分です。実際には信託保全してない会社もあるのでしょうか?そのような会社が破綻したら自分の資産はどうなりますか?もし完全信託保全なら、銀行はペイオフがあるので、銀行に預けるよりトレードしなくてもFX会社に口座開いて置いておく方が確実に安全なの?とも思います。こういう情報は内部にいる人以外はほとんど知ることはできないと思います。我々一般人はFX会社のHPで100%信託保全という謳い文句を信じるしかないですから。

      • cellboard
      • 2013年 2月 23日

      タカ様

      コメントありがとうございます。
      信託保全ですね。いまは義務付けされているので、さすがに信託保全していない会社はいないとは信じていますが、仕組みは解説できるので、今度、記事にさせていただきますね。
      引き続きよろしくお願いします。

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執筆者紹介

 大学卒業後、投信会社、銀行で為替・金利トレーディングを歴任。

2005年末にFX会社に移り、日本初のバイナリーオプションの導入に携わる。その他、カバー取引、お客様窓口、取引システムの営業、経営戦略、マーケティングなど様々な業務にあたる。雑誌取材やセミナー講師などの経験も多数。

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