懺悔:私がシステムダウンを起こしました


もう時効だと思うので、告白します。

2006年、私がFXオンラインジャパン(現IG証券)でディーラーをやっていたときに私が直接的な原因で、システムダウンを招いたことがあります。

本当に申し訳ございませんでした。。。

実際何があったかお伝えします。

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そのときFXオンラインジャパンが使っていたシステムはFinaTek社製のもので、

社内にディーラーを抱えて、お客さんであるトレーダーからの取引から発生したポジションを順次カバー取引することによって会社としての収益を上げていました。

そのときのFinaTekのシステムはディーラーがお客さんに提示するレートを自由に動かすことができる仕組みになっていました。

つまりカバー先のリアルタイムレート(1pipくらい)に左右2pipsずつ広げて、出来上がりドル円で5銭のスプレッドという提示のやり方です。

ディーラーの判断で、お客さんの売りが多いなぁと思ったら、提示している為替レートをちょっとずらして、売り注文がたくさん来てもカバー取引で儲けられるようにしていました。

レートをずらすのはストップ狩りの説明でした通りです。

さて、レートをずらすのはいくつかのがあったのですが、キーボードのテンキーでスプレッドを動かすこともできました。

そのときスワップポイントが高めで一部に人気のあった英ポンドスイスフラン(GBPCHF)の買いが増えてきたので、レートを動かそうと思いました。

(んー、買いがちょっと増えてきているな・・・ レートを動かそう・・・)

(右に7動かそう・・・ ちょっとシステム重いなぁ・・・

(よし7だ・・・)

(ん?ん?  77が入っちゃった、消さなきゃ・・・)

あれ、消せない!ひょっとしてレートが77まで行っちゃった?)

あー、へんなレートにしてしまったぁぁぁぁぁぁ」(←ポンドスイスの大量の注文が成立)

(あれ、システムぜんぜん動かない????)

そしてシステムダウン・・・

レートを7だけ動かそうとしたのに、キーボードから77が入力されてしまい、レートが大きく動く

レートが急に飛んだので、大量のリミット、ストップが成立

処理の急増に耐えられず、システムダウン

という最悪の経路をたどってしまいました。

システムが復旧してから、ポンドスイスのレートをあるべき姿に戻して、注文を全部元通りにして、お客さんに謝ってと。

システムダウンは何度も経験しましたが、自分がその引き金を引いたのはあとにも先にもこの1回だけです。

本当に申し訳ないことです。

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コメント

  1. 私のブログへコメントいただきましてありがとうございました。
    いろいろと参考にさせていただきたいと思います。
    またよろしくお願いいたします。

    • cellboard
    • 2013年 1月 27日

    MONOLITH00様、こちらにお越しいただきましてありがとうございます。
    いま、法人のFXについての記事を上げたいなと思います。
    よろしくお願いします。

  2. MONOLITH00さんの所からリンクをたどってお伺いしました。
    FX業者の裏話、楽しく拝見させていただきました。
    またお伺いさせていただきます。

    • cellboard
    • 2013年 1月 28日

    軒下のネコ様

    コメントありがとうございます。FX業者サイドの身勝手な話をこれからも書いていければなと思います。
    これからもよろしくお願いします。

  3. リンクありがとうございます。
    私のブログの方にもリンクを張らせていただきました。

    今後ともよろしくお願いします。

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執筆者紹介

 大学卒業後、投信会社、銀行で為替・金利トレーディングを歴任。

2005年末にFX会社に移り、日本初のバイナリーオプションの導入に携わる。その他、カバー取引、お客様窓口、取引システムの営業、経営戦略、マーケティングなど様々な業務にあたる。雑誌取材やセミナー講師などの経験も多数。

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