ミセスワタナベってほとんどいない


私が以前に働いていたFXオンライン・ジャパン(現IG証券)ですが、

2名のイギリス人が日本で創業した会社です。

日本のFX業界にはいまも昔も外国人経営者なんてほとんどいませんので、

CNNなどの海外メディアからの取材が結構ありました

 

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FXが日本でブームになった2006年ごろから、

円キャリートレードが大流行しました。

金利が低い円を売って、高金利の通貨を買う動きです。

スワップポイントが毎日もらえるというので、FX業界が大いに活性化しました。

 

FX投資家だけではなく、ヘッジファンドなども低金利の円で調達し、

高金利の国で株式、不動産、債券投資を繰り返すなどの円キャリーを活発化させていたのです。

そんな中生まれてきた言葉が、「ミセスワタナベ」、「キモノトレーダー」。

おそらく4億円脱税で話題になった池辺雪子氏のイメージなんでしょうね。

 

J CASTニュースの増えるFX投資、2月は過去最高 「ミセス・ワタナベ」も熱くなっているという記事で久しぶりに「ミセス・ワタナベ」という言葉を見かけて、急にこの記事を書くことを思い立ったのです。

 

CNNなど海外のメディアとかから取材依頼が来ると、

当時のジェームズ・ガウ社長が答えることになるのです。

メディア側からリクエストがくるのが、

キモノトレーダーを取材したい」と。

 

これ結構大変なことです。

そもそもお客さんの男女比率は9:1くらい

数少ない女性の中で東京近郊に住んでいて、大損してなくて、顔出しOKの人を探すのがどれだけ骨が折れることか。

 

「ミセスワタナベ」とか「キモノトレーダー」という言葉は、

海外の市場関係者にも広く知れ渡っていましたので、

メディアもその固定イメージを崩さないように映像を作りたいのです。

 

なんとか取材OKの人は見つけましたけど、

結局、放送されるのはCNNとかなので、

何の宣伝効果もないというオチがつきました。

 

当時の映像が残っていないかなと探したところ、

ひとつだけ見つかりました。

Bloomberg TVのインタビューに答えているジェームズ・ガウ。

このときは相場のことを聞かれているので、特にミセスワタナベの話ではありませんでしたね。

 

いまでも私はマーケティングの仕事をしていて、

たまにメディアの方とお話しすることもあるのですが、

やはり彼らはメディアにとって伝えたい内容を取材するという性格があります。

なので、どんなことであれ報道は簡単にゆがむということですね。

 

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執筆者紹介

 大学卒業後、投信会社、銀行で為替・金利トレーディングを歴任。

2005年末にFX会社に移り、日本初のバイナリーオプションの導入に携わる。その他、カバー取引、お客様窓口、取引システムの営業、経営戦略、マーケティングなど様々な業務にあたる。雑誌取材やセミナー講師などの経験も多数。

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