通貨ペアについてのちょっとしたルール


今回のトピックはちょっとした小噺。気楽にお読みくださいね。

 

FXを取引するときは、まず一番最初にどの通貨ペアを取引するかを決めることになります。

その通貨ペアの通貨の並び順のルールってご存知ですか?

メジャーな通貨については慣習として、順番が決まっています。

これが通貨ペアを並べる時のルール

通貨の強さという訳ではないのでしょうけど、以下の順番で並べることになっています。

  1. ユーロ (EUR)
  2. イギリスポンド (GBP)
  3. オーストラリアドル (AUD)
  4. ニュージーランドドル (NZD)
  5. アメリカドル (USD)
  6. カナダドル (CAD)
  7. スイスフラン (CHF)
  8. 日本円 (JPY)

例えば、イギリスポンドと日本円の通貨ペアは必ず「英ポンド/円」、オーストラリアドルとアメリカドルのペアは「豪ドル/米ドル」になります。

ユーロが誕生するまでは世界のかつての基軸通貨であるイギリスポンドが一番になっていました。その後に来るのは大英帝国の構成国、そしてアメリカドルという順番です。いまはユーロがどんな通貨に対しても最初に来るのです。

今はほとんどの国が低金利になってしまいましたが、リーマンショック以前は日本かスイスが低金利国の代表でした。またイギリスは金利が高く、英ポンド/スイスフラン(GBPCHF) の買いポジションはスワップポイントがたくさんもらえる通貨ペアとして、一部のトレーダーには人気を集めていました。「ポンスイ」と呼ばれて、前の会社でも100万通貨単位くらいで取引している人がいたくらいです。

 

日本円は最後だっていいじゃない

ちょっぴりあいだみつお風。

日本円はメジャー通貨の中で一番最後の序列になっています。なんだよと思われるかもしれませんが、それはそれでメリットがあります。

メジャー通貨に限らず、ほとんどすべての通貨においてFX取引においては、日本円が左側に来ます。そうすると以下の2つのメリットがあります。

  1. 取引したときの損益がわかりやすい
  2. 通貨の強弱がわかりやすい

損益の分かりやすさは非常に大切です

〇〇/円という取引を10,000通貨単位でしていたとすると、レートがちょうど1円動くと、10,000円の損益が発生するんだな、と簡単にわかります。

ユーロ/米ドルの取引でレートが0.1ドル動いたとしたら、損益がいくら発生しているかぱっと分かりますか?ユーロ/米ドルの取引の損益は右側通貨である米ドルで発生するため、それをまた日本円に換算しなくてはなりません。「えーと、今のドル円は89円だから・・・」と面倒な計算が必要になってしまうのです。

対円であれば、損益がそのまま日本円で表示されますので、非常に直観的です。

 

通貨の強弱とは以下の例ならお分かり頂けると思います。

問題:今のレートが以下の通りであった時に、1通貨単位の強い順番に並べなさい。

ユーロ/米ドル=1.3340

英ポンド/米ドル=1.6135

豪ドル/米ドル=1.0530

米ドル/カナダドル=0.9846

米ドル/スイスフラン=0.9134

なんだか分かりませんよね。

でもすべてが対円の表記をしてあれば、これは簡単です。

ユーロ/円=118.98

英ポンド/円=143.90

米ドル/円=89.18

豪ドル/円=93.90

カナダドル/円=90.55

スイスフラン/円=97.61

答えは英ポンド>ユーロ>スイスフラン>豪ドル>カナダドル>米ドルの順番になります。強けりゃいいというものではありませんが、イメージがつきやすいので、便利です。海外旅行行く時も分かりやすいですよね。

 

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執筆者紹介

 大学卒業後、投信会社、銀行で為替・金利トレーディングを歴任。

2005年末にFX会社に移り、日本初のバイナリーオプションの導入に携わる。その他、カバー取引、お客様窓口、取引システムの営業、経営戦略、マーケティングなど様々な業務にあたる。雑誌取材やセミナー講師などの経験も多数。

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