撤退に追い討ちを掛けられる? ~スリッページとは?


スリッページ、すべること。注文を出しているレートよりも投資家にとって悪いレートで注文が成立してしまうこと。

プロ同士の取引であるインターバンク市場でも同じことが起きているので、別にFX会社が悪いわけではないことがほとんどです。ただFX会社にとっては収益を安定させる効果があるのは確か。

別の項目でも取り上げますが、FXのポジションを取るときには絶対に反対売買をする水準を決めなくてはなりません。反対売買を行う基準を設けたら次は何をしますか?そうです。ポジションに対してストップ注文を入れておくのです。

 

ポジションにつけたストップ注文が発動するということは、ほとんどの場合、損切りということになります。いやですね、損切り。

 

このストップ注文がよくすべるんです。ストップの注文が発動するのは、往々にして相場が大きく動いているときになります。

想像してみてください。ドル円の買いポジションを88.60円で取って、ストップ注文を88.10円に入れたとします。相場が88.20円くらいまで下がってたら、どう思いますか?

あーあ」とか「早くあがれバカヤロウ」とかですよね。

ここで経済指標の結果が出て、いきなり相場が87.90円まで飛んでしまいました。

ストップ注文の発動です。残念なことにポジションの清算は82.10円では行われません。たぶん81.90円か、それよりも下の水準になります。

 

ちょっとどうかなと思うのが、リミット注文はほとんどのFX会社において、出していた注文のレートどおりに成立してしまうこと。

先程の例で仮に88円ちょうどの買い指値注文があったら、その注文は88円ちょうどで成立し、ポジションを保有した瞬間に10銭近い含み益を抱えることになるのです。

 

このスリッページに対して対処法はあるのでしょうか?完全にこれを乗り越えることはできませんが、私から2つアドバイスがあります。

 

1つ目は短期的な取引をしているのであれば、指標発表前にポジションを持たない。

雇用統計などの重要な経済指標は相場を大きく動かすことがあります。大きく稼ぐチャンスでもありますが、失敗すると大きく損をしてしまいます。

スリルを求める人ならかまいませんが、そうでないならば、一旦ポジションを持たない状態にしておけば、スリッページのことはあまり気にならなくなるはずです。

 

2つ目は、損するのはしかたがないもんだと割り切ること。しょーがないやって。

そのあっさりとした気持ちはプロも参加しているような厳しいマーケットで戦っていくのには必要なマインドだと思います。ハハハと笑い飛ばしながら次の取引を考えましょう。くよくよし続けない!

 

 

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執筆者紹介

 大学卒業後、投信会社、銀行で為替・金利トレーディングを歴任。

2005年末にFX会社に移り、日本初のバイナリーオプションの導入に携わる。その他、カバー取引、お客様窓口、取引システムの営業、経営戦略、マーケティングなど様々な業務にあたる。雑誌取材やセミナー講師などの経験も多数。

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