FX初心者のためのFX入門:ストップ注文(逆指値注文)とは?


リミット注文だけではまだ足りません。リミット注文とちょうど反対側にあるのがストップ注文です。ストップ注文はリミット注文に比べると利用している投資家の数は少ない印象でした。私がFX会社に勤めていたときの感覚値では、リミット注文の数を10としたら、ストップは2くらいのイメージ。では、なぜストップ注文はそんなに利用されないのでしょうか?

ストップ注文とは?

まずはストップ注文の言葉の意味から行きましょう。ストップ注文は逆指値注文と呼ばれることもあります。ストップ注文は、今よりも悪い値段で売買をするときに出す注文になります。ストップ買い注文だったら、今よりも高いレートまで上昇したら買いたい。ストップ売り注文だったら今よりもレートが下がったところで売りたいということになります。

ちょっとヘンですよね。今よりも高いレートまで上昇したところで買いたいのなら、今買えばいいですよね。

ストップ注文1

チャートはIGマーケッツ証券です

このドル円チャートで見てみましょう。このところの相場はほとんど調整局面なく、一本調子でドル高円安が継続しています。「そろそろ売りたいなぁ、一旦は下がってくるんじゃないか・・・」と思っていますが、今のレートで売ってしまうと、ドル高が継続したときに損が大分大きくなりそうで踏み切れない。そんなことってありますよね。

でも、さらに考えます。「もしここでドル円が1円以上落ちて87円まで落ちてきたら、さらに下落が加速するに違いない」こういった時にストップ注文が出てくるのです。87円ちょうどでストップ売りを出しておけば、そこから更に2円くらいの下落を狙うことができるかもしれません。

ポジション清算のためのストップ注文

保有しているポジションを清算するときにも、ストップ注文を使うことができます。88円ちょうどで買っているポジションを87円でストップ売り注文を出しておくことにします。この注文が成立すると1円分損することになります。よって、ポジション清算のためのストップ注文は、損切り(損に目をつぶって、それ以上の大きな損失を避けるためにポジションを清算すること)の色合いが強くなります。

スリッページ:ストップ注文には付き物の厄介者

ストップ注文を使っていると避けられないのが、スリッページというものです。87円ちょうどでストップ売りを出していたのに、注文が成立したのは86.98円だった。こんなことがストップ注文にはよく起こります。注文を出したレートと実際の成立したレートの差のことをスリッページといいます。特に相場が大きく動いたときなどはスリッページ幅が1,2銭ではなく10銭を超えてしまうこともありうると覚えておいてください。

ストップ注文があまり利用されない3つの理由

あくまで個人的な考えではありますが、

  1. スリッページするのが嫌だ
  2. 損切りするのが嫌だ
  3. 順張りが苦手

この3つが大きな要因だと思います。

しかし、FXで儲けている投資家のトレードを見ていると、ストップ注文をうまく利用しているように感じます。是非、ストップ注文を使いこなして、勝ち組トレーダーを目指しましょう。


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執筆者紹介

 大学卒業後、投信会社、銀行で為替・金利トレーディングを歴任。

2005年末にFX会社に移り、日本初のバイナリーオプションの導入に携わる。その他、カバー取引、お客様窓口、取引システムの営業、経営戦略、マーケティングなど様々な業務にあたる。雑誌取材やセミナー講師などの経験も多数。

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