FX初心者のためのFX入門:イフダン注文


(チャートはIGマーケッツ証券のものです。)

イフダン注文という言葉は聞いたことがあるでしょうか?投資スタイルにもよるとは思いますが、数日間ポジションを保有するスタイルの場合はイフダン注文は必須だと考えています。

イフダン注文は、英語でIfDone注文と表記されたり、IFD注文と書かれることがあります。

イフダン注文とは?

ポジションを保有するための注文(一次注文)とその一次注文成立によるポジションを清算するための注文(二次注文)を一緒に出してしまう注文方法です。

分かりにくいと思いますので、具体例で説明いたします。

このドル円のチャートを見て、87.60円くらいまで一旦下がる(円高になる)ことを予想します。でもそこから反発して、88.20円を超えてくるのではないかと考えています。赤い矢印が相場に対する予想を示しています。

このような相場見通しにイフダン注文は活用できます。一次注文として87.60円のリミット買い。その注文が成立したら、88.20円のリミット売り注文を出す。88.20円の売り注文は二次注文になりますので、87.60円のリミット買い注文が成立する前に88.20円に相場が上昇していても、売り注文が成立することはありません。

注文が成立することを英語でDone(ダン)といいます。イフダンのイフは「もし〇〇なら」、のifです。If 最初の注文がDoneになったら、そのポジション清算の発注をしてください。というのがイフダン注文の意味するところです。

イフダン注文の12のパターン

イフダン注文には次の12通りの組み合わせが考えられます。

  1. マーケット買い注文+リミット売り注文
  2. マーケット買い注文+ストップ売り注文
  3. マーケット売り注文+リミット買い注文
  4. マーケット売り注文+ストップ買い注文
  5. リミット買い注文+リミット売り注文
  6. リミット買い注文+ストップ売り注文
  7. リミット売り注文+リミット買い注文
  8. リミット売り注文+ストップ買い注文
  9. ストップ買い注文+リミット売り注文
  10. ストップ買い注文+ストップ売り注文
  11. ストップ売り注文+リミット買い注文
  12. ストップ売り注文+ストップ買い注文

先程の具体例は5番のリミット買い+リミット売りのパターンになります。

二次注文でストップ注文が来る場合は、ポジションを保有した際の損切り(ロスカット)をあらかじめ出しておくということになります。リスクをコントロールしたいということですね。

FX会社によっては1~4までのマーケット注文との組み合わせが出来ないところもあります。ただマーケット注文であれば、すぐにポジションになりますので、改めてポジションに対して、リミットまたはストップを付ければ同じことです。

なぜイフダン注文を勧めるのか?

私がイフダン注文を勧めるのは理由があります。なぜなら、FXは24時間取引が可能で、ずっと相場を追い掛け続けるのが不可能だからです。

ポジション保有期間が10分から数時間以内とか決めているならいいと思いますが、日をまたいでポジションを持っていると思わぬ相場変動に見舞われることがあります。なので、あらかじめ利益確定、または損切りの注文を出しておくのが重要なのです。

FX入門講座の記事をまとめたページを作りました。過去の記事がリンクからたどりやすくなっていますので、是非ご覧ください。


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  1. 2013年 1月 11日

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執筆者紹介

 大学卒業後、投信会社、銀行で為替・金利トレーディングを歴任。

2005年末にFX会社に移り、日本初のバイナリーオプションの導入に携わる。その他、カバー取引、お客様窓口、取引システムの営業、経営戦略、マーケティングなど様々な業務にあたる。雑誌取材やセミナー講師などの経験も多数。

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