BLOGOSにも海外バイナリー業者のステマ記事が


海外バイナリー業者のステマについては毎日新聞さんが取り上げて以来、じんわりと問題意識が広まっているのを感じます。今朝は、アクトゼロさんがブログに書き、BLOGOSに転載されていました。

バイナリーオプション」という言葉がGoogleでどれくらい検索されてきたのかを見てみると、以下のグラフのようになっています。

Google トレンド バイナリーオプション

今年の夏に入ってから検索回数が激増しているのがご覧いただけると思います。日本金融先物取引業協会ではFX関連のバイナリーオプションの取引量、取引口座数などの数値を国内のバイナリー業者から集めて、公表しています。その結果を見ると、取引量はじりじり増えているだけで、検索ボリュームほど伸びているわけではありません。

バイナリー取引口座数の推移

検索回数の急増はやはり海外バイナリー業者のステマによるものと思われます。私もfacebook広告で2ちゃんまとめ風ステマをたくさん見ましたし、Twitterのタイムラインなどはひどいものです。当ブログもアフィリエイト(とGoogle AdSense)で多少、お金を頂いていますが、ここまで海外バイナリー業者の情報が散乱しているのは、アフィリエイト報酬の高さにあります。

アフィリエイトとはブログなどでバイナリー業者を紹介し、そのブログ経由で口座開設や入金、取引などの成果ポイントをクリアすると報酬が払われるというものです。国内バイナリー業者の通常のアフィリエイト報酬は10,000円程度のことがほとんどです。一方、私のところに送られてきたステマ業者のアフィリエイト報酬は1件、27,000円でした。これだけ高額ですと、普通のブロガーやTwitterユーザーもつい、拡散してしまうだけの魅力があると思います。

最近、「バイナリーオプション」で検索すると、海外バイナリー業者のブログばかり、ほとんどがアフィリエイトブログが出てくるのはその結果です。あまりバイナリーオプションやFXに詳しくない方は、バイナリーオプションとは海外の業者取引するものと思われるかもしれませんが、バイナリーオプション業者は日本の金融商品取引法に基づいて、サービスを提供する必要があります。

IG証券やGMOクリック証券など、日本の業者でバイナリーオプションを提供しているところはすべて、金融庁の登録を受け、適法にバイナリーオプションを提供しています。金融庁は定期的に国内業者を抜き打ち検査して、法律に基づいたサービス運営がされているかどうか、また投資家の利益を不当に損なうことがないかをチェックします。不備があると、改善命令を受けたり、業務停止命令が出ることもあります。

一方、海外バイナリー業者は日本の法律に違反してサービスを提供しています。金融庁は警告書を該当する業者に送っていますが、なにせ海外に存在しているため、処分を下すことができないのです。中にはペーパーカンパニーで実態がないケースもあることは容易に想像できます。

また海外バイナリー業者は日本の業者と比べて、一見すると魅力的なボーナスをくれたりしています。よくあるのが、入金額と同じ金額を口座に入れてくれるというものです。出金するには一定以上の取引が必要というルールにはなっていますが、こんな太っ腹なキャンペーンは日本のどの業者も行っていません。

しかし、なぜこんな太っ腹なキャンペーンができるのでしょうか?しかも海外バイナリー業者は口座開設のアフィリエイトの報酬として27,000円も払っているのです。これは、投資家が負けるので、入金して金額が丸儲け。もしくは儲かっていても出金拒否してしまうという方法を取るしかないのは火を見るより明らかです。

私は日本で初めてバイナリーオプションを導入する責任者を務めていましたが、当局や金融先物取引業協会に対して、どのように説明していくかに苦心しました。日本でもバイナリーオプションが広まってきたのは嬉しく思う一方、海外の詐欺的業者が横行していることに問題意識を感じています。

毎日新聞やBLOGOSのようにまっとうなメディアが正しい情報を伝え、日本の投資家が詐欺に巻き込まれないように、本ブログも正しいと思われる情報を発信してまいりたいと思います。 

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コメント

    • 匿名
    • 2014年 10月 17日

    お金のために人を騙す事が最も嫌です。
    こちらのブログは警告している貴重なブログなので
    心から応援したいです。
    今後も意志を曲げず頑張って下さい。

      • cellboard
      • 2014年 10月 19日

      匿名様

      応援ありがとうございます。
      2005年くらいまでのFXも詐欺業者が多数、証拠金の持ち逃げなどを働いていたため、
      非常にイメージの悪いものでしたが、法律の施行後、まっとうな業者だけになったので、
      投資として一般に定着したと思います。

      バイナリーオプションはまだまだあまり知られてはいませんが、
      今のうちに詐欺的海外業者を駆逐して、まっとうな投資としてイメージ作りしていきたいと思います。

      これからもよろしくお願いします。

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執筆者紹介

 大学卒業後、投信会社、銀行で為替・金利トレーディングを歴任。

2005年末にFX会社に移り、日本初のバイナリーオプションの導入に携わる。その他、カバー取引、お客様窓口、取引システムの営業、経営戦略、マーケティングなど様々な業務にあたる。雑誌取材やセミナー講師などの経験も多数。

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