バイナリーオプションの自主規制について【解説】


とうとう金融先物取引業協会からバイナリーオプションの自主規制についての文書が出てきました

通貨(通貨指標)を原資産とする個人向け店頭バイナリーオプション取引にかかる自主規制の在り方(最終報告)(PDF)

 

全部で14ページほどある文書ですが、

何度かに分けてかいつまんで解説していきたいと思います。

 

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FXオンライン・ジャパン(現IG証券)がバイナリーオプションを日本に導入してから、

バイナリー、BOなどと呼ばれ、徐々に投資家にも広まってきました。

FXプライムやGMOクリック証券がいわゆるハイロー型のバイナリーオプションをスタートさせてから、

その分かりやすい商品設計でかなり爆発したと思います。

 

もちろんFXほど知名度はないものの、かなりのお手軽さが受け入れられたのだと思います。

海外の業者には1分のバイナリーオプションなど、はっきり言ってバクチと何の代わりのないものまで提供されるようになっています。

 

そんななか、金融庁やその意向を受けた自主規制機関である金融先物取引業協会でバイナリーオプションの提供方法についての議論がスタートしたのです。

 

解説を加えるに当たって、ひとつ読者の方に注意していただく必要があることがあります。

それは私はIG証券のバイナリーオプションについては詳しく知っていますが、

他社の提供しているハイロー型(固定オッズ型)の商品設計等については、

取引したこともないですし、ウェブサイトに書いてある以上の情報は持っていません。

アフィリエイトでIG証券をプッシュしているのもあり、ハイロー型に対してやや偏った視点を持っています。

 

さて、おそらく皆さんが一番気になっているバイナリーオプションがこれからも提供されるのかどうかを見てみましょう。

 

大まかに言って、以下の条件を満たすことによってバイナリーオプションの提供が継続できます。

  • 取引期間が十分な期間であること。「十分な期間」とは当面の間2時間となります。
  • 同一銘柄の取引期限の間隔は十分な期間をあけること。すなわち2時間以上あけること。
  • 取引開始前に権利行使価格をあらかじめ設定すること
  • 権利行使価格は取引開始後は変更されない
  • 権利行使価格がその時点の為替レートから著しく乖離しないこと
  • 買いと売りができるようにすること
  • 常に買値と売値が表示されていること
  • バイナリーオプション提供会社が丸儲けになり、投資家がすべて損失となるような取引をしないこと
  • ペイアウト額が固定されていること
  • オプション価値の変動はオプション価格の変動で表されること
  • 反対売買がぎりぎりまでできること

 

文言だけ読むと、IG証券が提供しているバイナリーオプションはほとんど問題ないと思えます。

権利行使価格がその時点の為替レートから著しく乖離しないことという部分で調整が必要かもしれません。

いわゆるハイロー型の場合、

取引期間を長くすること、反対売買ができるように売値・買値のプライス表示をし続けること、業者総取りをなくすことあたりが必要な作業になるでしょうか。

 

ハイロー型の提供会社では、

これらの商品設計の見直しに掛かるコストが、その後の収益でカバーできるのかを見極めることになると思います。

 

私個人としては、バイナリーオプションは手軽であるべきだが、

パチンコや競馬のようにギャンブルとして広まるのはどうかという問題意識がありましたので、

この方向性は歓迎します。

 

読者の方でIG証券のバイナリーオプションのことをご存知の方はおそらく少数派だと思いますので、

このブログで解説していきますね。

 

さて、自主規制の文書はまだまだ続きますが、

あまりひとつの記事が長くなっても読みづらいだけですので、

また明日ー。

 

まずはIG証券に口座開設しておいてください。

 

 

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コメント

    • サンテ
    • 2013年 4月 25日

    FXONLINEの時から口座を持っているので、口座開設には協力出来ないですけど、種類は豊富ですよね。

    オプションやCFDに関心がある人にはいいと思います。

      • cellboard
      • 2013年 4月 26日

      サンテ様

      いつもありがとうございます。
      IG証券は銘柄が多すぎなくらい多いので、とりあえず何かしら動いている銘柄が見つかるというメリットはありますね。

    • くり
    • 2013年 4月 25日

    IGはプラットホームみただけでやる気なくすんでしよ。
    地味な癖に雑然としてて。
    私はFXもやりますがバイナリーはシンプルイズベストでしょ。
    でなきゃわざわざFXじゃなくバイナリーやる意味がない。

      • cellboard
      • 2013年 4月 26日

      くり様

      コメントありがとうございます。
      確かに取引システムが使いにくいというか、分かりにくいのは確かに。
      字が小さいんですし。

      IGにいたときに、バイナリー専用の簡単なプラットフォームを開発しようと提案したことがありますが、
      バイナリーをあまりプッシュすると金融庁ににらまれるかもしれないし、
      イギリス本社もわざわざという感じで話は立ち消えになってしまいました。

    • 匿名
    • 2013年 5月 01日

    パソコンを持ちインターネットに接続してブログ巡りをしていると束の間に時間が過ぎて何にも出来ないので

    • 中嶌
    • 2013年 5月 01日

    やっぱ馬の画像も(実像も)カッコいいわー!!
    性格の質が空想とロマンの私にはたまりませぬ!!

    ネットにはまると時間ばかり使い、何にも出来ないので4月一杯インターネットに接続する事を止めていました。
    なので応援クリックも出来ずに申し訳ありませんでした。
    三週間位はネットに接続したくてならなかったけど、今ではもう遠い世界のように感じるようになり、過ぎた日を思い返すと憑かれた状態だったのかと……
    何処かで自分を常に省みて断ち切るようにしないと足元を救われかねませんね何でも。
    博打でしかない為替やバイナリーの取引が本当に好きなら仕事と両立してでもやるでしょうがその気にもなれないので博打体質ではなさそうです。

      • cellboard
      • 2013年 5月 02日

      中嶌様

      お戻りくださいましてありがとうございます。

      1ヶ月もネット断ちができるってすごい精神力ですね。
      私にはとてもできそうもありません。

      これからもよろしくお願いします。

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執筆者紹介

 大学卒業後、投信会社、銀行で為替・金利トレーディングを歴任。

2005年末にFX会社に移り、日本初のバイナリーオプションの導入に携わる。その他、カバー取引、お客様窓口、取引システムの営業、経営戦略、マーケティングなど様々な業務にあたる。雑誌取材やセミナー講師などの経験も多数。

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