【海外バイナリー業者の実態調査】バイオプの実態は?


海外バイナリー業者が出金に応じてくれないというトラブルに巻き込まれた人の情報が当ブログにも寄せられています。私は海外バイナリー業者での取引は積極的な反対派です。最近、見かける海外バイナリー業者は、海外の金融当局に登録されていることもなく、会社概要すら存在しないことも多く、私の目には詐欺をするためだけのサイトというようにしか見えません。色々怪しそうなバイナリー業者が見つかりますので、一つ一つ分かる限りの情報をお伝えすることで、トラブルを避けられる人が一人でも増えればと思います。

さて、今回のやり玉は「バイオプ」という会社。

バイオプの会社概要はどこ?

まずはバイオプのサイトを見て回ります。(リンクは貼りません)それにしても「バイオプ」という名前からして人を食ってます。いかにも日本人がつけそうな名前です。聞いたことのないような海外所在のバイナリーオプション業者にお金を預けないと取引できないので、信用性をチェックしたいところ。と思ったら、会社概要がどこにも見つかりません。検索してたら見つかりました。しかし、トップページからリンクされていないように思えます。

どこに存在するのかも分からないような業者に証拠金を振り込みますか?さて、会社概要がないからって諦めるわけには行きません。ちょっとヒントを探していると、免責事項の中で社名と大体の場所が判明です。「バイオプ」というサービス名でバイナリーオプションを提供しているのはNestv Corporationという会社、所在地は西インド諸島のセントルシアというところにある模様。

続いてサイトのドメインの取得情報も確認してみます。ドメインを取得する際に会社の情報や代表の名前などがわかったりするのです。さて・・・分かりました!代表者の氏名はAlexis Fullerton。住所は10 Manoel Street,Castries, St. Luciaとなっています。ちなみに電話番号やメールアドレスも掲載されていました。残念ながら、Googleマップのストリートビューはなし。衛星写真を見ると近くに港があるようで、大型の客船?フェリーが3隻ほど停泊しているのが写っていました。

なぜセントルシアなのか?

セントルシアは私も知りませんでしたが、タックスヘイブンであるようです。つまり法人税等がおそらくかからないので、多くのペーパーカンパニーが存在していると思われます。同じ住所で複数の企業の存在が確認できますので、書類上の住所だけで、実態がセントルシアのこの住所にあるとは思えません。ちなみに、日本人が同じ住所でタイの育毛剤!の個人輸入をやっているサイトが確認できました。この記事のトップ画像はセントルシアの写真です。素敵なところですねぇ。

Nestv Corporation, Alexis Fullertonの素性は不明

いろいろ調べてみましたが、このNestvという会社名を見つけることができませんでした。おそらくこの会社はバイナリーオプション取引をするためだけに設立されたのだと思います。またAlexis Fullertonも同じ名前が多く、特定することはできませんでした。

バイオプのサービス

バイオプのサービス自体は他の海外業者とほとんど変わらないように見えます。日本ではできない非常に短い有効期限のバイナリーであったり、クレジットカードでの入出金であったり。一応、形だけの英語のサイトを持っていますが、為替ニュースが日本語で表示されてしまうあたり、日本人ターゲットは明らかです。もちろん、海外バイナリーオプション業者特有の入金するだけでボーナス資金がもらえるというサービスは提供しています。

サイトの左側にあるトレード成功額ランキングというコンテンツがありますが、2014年10月1日の執筆日時点で最新が9月6日までとなっています。この利益金額もあまりに巨額すぎて怪しすぎます。1週間で2800万円の儲けって・・・

バイオプ

バイオプは日本の金融庁お墨付きの無登録業者

日本の金融庁は、海外の無登録業者を見つけるたびに警告書を出したり、ホームページに情報を掲載して注意喚起しています。警告書を出すこと自体にはなんの効力もないでしょうが、海外業者の取引を考えた時には必ずチェックするようにしてください。

バイオプの出金トラブルは?

国民生活センターが注意を呼びかけているのも、海外業者が出金に応じないというトラブルが発生しているからです。このバイオプでも出金に応じてくれないというトラブルの口コミを見かけます。こちらのサイトでは全く対応してくれないなどの切実な声が集められています。

出金は出来ません。
サイトには5-9営業日と書いてあるのにその日数が経過しても出金できません。
連絡もなしです。問い合わせても同じ内容しか返信がきません。

匿名情報ですし、本当かどうかは分かりませんが、あえてトラブルの聞こえてくる業者で取引する必要はないのではないでしょうか?

読者の皆様で、このバイオプで取引をしている、無事出金できた、出金に応じてくれないなどの体験をされた方がいらっしゃいましたら、是非コメントを下さい。

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コメント

    • 柳沢 敏郎
    • 2014年 10月 14日

    バイオプは詐欺業者です。私は100万円損しました。許せません。絶対に許せません。

      • cellboard
      • 2014年 10月 14日

      柳沢様

      コメントありがとうございます。
      100万円とはひどいですね。これは取引で損してしまったのですか?それとも出金拒否でしょうか?

    • takasa
    • 2014年 11月 23日

    僕は、一度この業者から出金できました。
    ただ、申請から着金まで1か月近くかかりました。

      • cellboard
      • 2014年 12月 01日

      takasa様

      コメントありがとうございます。
      コメント承認が遅くなりまして申し訳ありません。

      ちなみにどの業者から出金できたのでしょうか?

      引き続きよろしくお願いいたします。

        • takasa
        • 2014年 12月 13日

        返信ありがとうございます。
        僕は、時間はかかりましたが、バイオプとBOBOXという業者から出金できました。

        個人的な意見なのですが、日本で旧バイナリーオプションが規制される前から取り組んでいたのですが、FXのレバレッジ規制があった時に海外の業者に日本の投資家が移行したように、今回の規制後も海外の業者に移行する投資家が多くなるのも予想できたはずです。
        やはり規制によって日本の業者の魅力がなくなっている証拠なんですよね。
        金融庁が、儲けている人を排除しようとしているのか、負けている人を保護しようとしているのかさっぱりです。
        後者ならば、FXの元本割れのリスクがあることもつじつまが合わないと思いますし。
        海外FX業者は0カットといった損失は元本のみのところもあるみたいです。
        規制ばかり進むと最終的には海外に日本人が資金を持って移住して、海外業者を利用するようになるのではないでしょうか?
        結局日本の投資業界が衰退する規制のような気がします。
        せめてバイナリー規制は、今まで通り10分バイナリーで1度に取引できる金額を低くするなどの規制でとどまれば良かったのですが・・・。

        ギャンブル性が問われるところでありますが、これから日本はカジノ容認の方向であったり、今現在もギャンブルはそこらじゅうに日本国内で行われています。
        なんでバイナリーオプションだけこんな扱いなのかと思う今日この頃です。
        長々とすみませんでした。

          • cellboard
          • 2014年 12月 19日

          takasa様

          より詳細なコメントありがとうございました。
          バイオプ、BOBOXの2社ともよく出金できないなどの口コミを聞く会社ですので、実際に出金できたというのは非常に貴重な情報ですね。

          規制に対するお気持ちはよく分かります。
          私もギャンブルそのものの魅力はよく分かっていますし、パチンコなどのいまひとつよくわからない規制状況は日本のよろしくないところだと思っています。

          一方で、FX業者にいたものとしては、ある程度の規制によって投資家が保護はされるというのも実感しています。
          現に25倍のレバレッジ規制がなければ、このところの為替市場の乱高下ではより多くの強制ロスカットによる残高不足が発生していたのではないかと思います。
          以前の国内のバイナリーオプション、また現在の海外バイナリー業者が提供しているバイナリーオプションも私には投機性が強すぎるように感じています。

          バタバタしているため記事の更新がままなりませんが、一度このあたりについてはまとめて記事としてお伝えできればと思います。

          引き続き、よろしくお願いいたします。

            • takasa
            • 2014年 12月 19日

            返信ありがとうございます。
            僕もパチンコに関しては、かなり疑問がありますね。あのようなものを見ていると、やっぱり監督機関の警察とパチンコ業界との癒着を感じますし、また金融庁もFXなどの金融業界と関係しているかと思います。
            パチンコでの破産者の数も多くいると思いますし、まずは国を挙げてパチンコをどうにかしろよと思っています。
            投資家保護の前に国民保護をお願いしたいです。

            バイナリーオプションの投機性は強いかと思います。
            しかし、日本人がカジノを楽しむために海外へ渡航し、楽しんで行く分には現地の法律にのっとっておこなっています。
            海外バイナリーオプションや海外アダルトサイトがあるのもこのためでしょう。
            もちろん詐欺をはたらく業者もいますが、海外に行ってから自己責任で行動するように、海外業者も自己責任で選ぶように気を付けてほしいと思います。
            僕自身はできるだけ海外の金融監督庁に認可されている業者、そしてネット上での情報を取り入れたうえで、行うようにしています。

            あと、日本では追証による残高不足で苦しむ方が多いかと思われますが、0カットなどの最低でも元金のみが無くなる制度というのは考えられないのでしょうか?
            これがあればもっと気軽にFXを行う方が多くなるのではないのでしょうか?

            • cellboard
            • 2014年 12月 23日

            takasa様

            コメントありがとうございます。
            当ブログのスタンスとしては、多くの海外バイナリー業者がいる中で、詐欺業者が紛れ込んでいるのが確実であること、どの業者が詐欺業者か分からないことの主に2点からお薦めしていません。
            takasa様のおっしゃる通り、日本のルールが厳しいという意見があるのも理解しておりますので、もし海外業者で取引するなら、それなりの事前リサーチは必要かと思います。

            ちなみに強制ロスカット後の元金確保はIG証券が法人向けに提供しているギャランティーストップという仕組みで存在はしています。残念ながら個人口座には適用されていませんが。

            引き続きよろしくお願いいたします。

    • TK
    • 2014年 12月 12日

    私は申請からひと月近くたっても出金されないので、怪しいと思い調べたら詐欺のサイトと分かったので、カード会社に連絡をし、事情を説明して、つぎ込んだ15万円を無事取り戻すことが出来ました。

      • cellboard
      • 2014年 12月 19日

      TK様

      コメントありがとうございます。
      カード会社が返金に応じてくれたんですか?
      実際に被害にあわれた方にとって非常に有益な情報かもしれません。
      もしよろしければ、詳細をお聞かせいただけないでしょうか?
      本コメント欄が難しければ、問合せフォームから送っていただけると私だけが確認することができます。

      引き続き、よろしくお願いいたします。

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執筆者紹介

 大学卒業後、投信会社、銀行で為替・金利トレーディングを歴任。

2005年末にFX会社に移り、日本初のバイナリーオプションの導入に携わる。その他、カバー取引、お客様窓口、取引システムの営業、経営戦略、マーケティングなど様々な業務にあたる。雑誌取材やセミナー講師などの経験も多数。

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